「仕事をしていると肩こりで集中できなくなる」
「車を運転していると、肩こりがひどくなる」
このようなお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、ひどい肩こりを姿勢の改善で解消できる方法を学ぶことができます。
参考になりましたら幸いです。
こんにちは。理学療法士の廣畑です。
今回のブログはひどい肩こりに悩まれている患者さんがいたことがきっかけで書きました。
その方は仕事がデスクワークで「パソコン作業をしているとだんだん肩こりがひどくなる」
さらには「車を運転していてもつらくなってくる」との悩みがありました。
訴えの中で共通しているのは座っている姿勢を長時間続けていることでした。
仕事を抱えながら、家事や育児をこなされているのであれば体に負担をかけてしまうのも仕方のないことだと思います。
何とか症状を解消して、スッキリと仕事に取り組みたい様子でした。
私の妻も長時間のパソコン作業行った後、子供を抱っこできないくらいのひどい肩こりに悩んでいたことがありました。
もしかしたら同じような悩みを抱える方がおられると思い、この度のブログでは座っている姿勢に注目して解消法を紹介させていただきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
ひどい肩こりの原因は座っている時の姿勢にあり
「肩を揉んだり、お風呂に入るとその時はよくなるのですが…」
ひどい肩こりになっている方に話を聞くと、肩を揉みほぐしたり湯船に入ったりして対処している方がほとんどでした。
しかし、一時的には改善されるものの、またぶり返してしまうことがありませんか?
そんな痛みに悩む方は、座っているときの姿勢に問題があるかもしれません。
デスクワークや車の運転が多い方は知らない間に猫背になり頭が前に出てしまっている可能性があります。
猫背で頭が前に出ている姿勢は、首や肩に余計なストレスを与えてしまいます。
頭の重さは約4-5キログラムと言われています。
これが前に出ると首の筋肉はそれを支えるために余分な力を使わないといけません。
手に持った荷物をカラダから離して持つ状況をイメージしてみてください。
すごく重たく感じますよね。
それが猫背の場合で頭が前に出てしまうと首や肩の筋肉が過剰に頑張らないといけない状態となり、疲れやすくなってしまいます。
ひどい肩こりが起こる原因はデスクワークや車の運転での姿勢が関係している?
長時間のデスクワークや車の運転は、姿勢が悪くなってしまう可能性があります。
特に、パソコンの画面に集中していると、気づかないうちに頭が前に出てしまうことが多いですよね。
また車の運転中、前方をしっかり見るために少しずつ猫背になっていくことも。
これらの習慣が猫背の原因となり、肩こりを引き起こしている可能性が高いです。
対策としては、普段から猫背にならないように意識することが大切です。
さらに、これから紹介する運動をこまめに行うことで肩こりを解消することができます。
ひどい肩こりを解消するための2つの簡単ストレッチ
紹介する運動は姿勢を改善することを目的に行います。
1.胸張りストレッチ
肩甲骨を内側に寄せる運動をします。この動作を行うことで背中の筋肉が活性化され、猫背を矯正するサポートをしてくれます。具体的な方法は以下の通りです。
①まず、背筋をしっかりと伸ばし、正しい姿勢を取ります。
②肩甲骨を意識して、それを中央に寄せるようにします。
③この寄せた状態を3秒維持します。
猫背で固まってしまって座った状態での運動がしんどい場合、仰向けになりながらこの運動を行うと効果的です。
2.肩をすくめる
肩こりの緩和や首の筋肉をリラックスさせる効果があります。
①胸を少し張った状態で始めます。
②肩を耳に近づけるように上に持ち上げて3秒維持します。
③その後、肩をしっかりと下まで下し、力を抜きます。
これらの運動を各5回、朝と夜に行い、日常の中で取り入れることで、猫背による肩こりを予防することができます。
毎日の習慣として、ぜひお試しください。
また、このブログのことを取り組んでもよくならない時は、他にも原因があるかもしれません。
そんな時は、下記LINEのURLから相談も可能です。
このブログが皆様のお役に立てば幸いです。
(監修 理学療法士 廣畑 駿也)